当ブログはYoutubeチャンネル『シュフドリ!』各動画の制作裏話や、登場した商品やサービス、参考にした書籍などについて紹介しています。
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あらすじ
主人公は小学6年生の息子と、自営業の夫と暮らしている主婦。
彼女には大きな特徴がありました。
それはとにかく、何をやっても失敗やミスばかり起こしてしまうこと。
本人に悪気があるわけでも、手を抜こうとしているわけでもありません。
ただ、ちょっと人よりキャパが狭く、ひとつの失敗が次の失敗を呼んでしまうのです。
そんな彼女を理解しているのは夫に子供、そして昔の同僚であった親友の女性。
ところが大事な親友との約束をすっかり忘れてしまい──!?
あとがき
動画制作の裏話
これが4本目の小説だったのですが、最も書いていて苦しい思いを感じた物語です。
失敗エピソードを続けて書いているうちに、まるで自分が起こした失敗のように感じてしまい、胸が苦しくなってきました。
私も割とすぐにテンパってしまうタイプなのですが、さすがにこの主人公程ではありません。
これだけ失敗続きで周りに迷惑をかけていたら、自己肯定感もどんどん下がってしまいますよね。
確かに失敗はしているけれど、周りを緊張させない柔らかい雰囲気の女性なんだろうなと思います。
決して性格が悪い人間ではありませんし、失敗を開き直るタイプでもないので、どうやってハッピーエンドにするか頭を悩ませた回でもありました。
PIKOちゃんbotの言葉について
物語の中で、主人公にヒントとなる言葉を与える『PIKOちゃんbot』というボットアカウントが登場します。
今回の言葉はこちらでした。
『あなたの失敗が、誰かを幸せにすることもある』
普段は本からインスピレーションを頂く場合が多いのですが、今回は物語の展開に合わせたオリジナルです。
長所と短所は紙一重とか、メリットはデメリットの裏返しのような意味合いで考えました。
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