紅茶やコーヒーを砂糖以外で甘くしたい!太りたくない人のおすすめ甘味料

img_紅茶コーヒー砂糖以外

皆さんは紅茶やコーヒーを飲む時に、お砂糖を入れて飲みますか?。

私はストレートでも飲みますが、時にはうんと甘くして飲むのも嫌いではありません。特に寒い時期の甘くて温かい飲み物からは幸せを感じます。

そう感じるにはちゃんと理由があるそうです。人間はあま味を感じると、幸福感を得られるβ-エンドルフィンというホルモンが分泌されるからなんですって。

でも砂糖の入れすぎは健康的にも、ダイエット的にも気になりますよね。そこで砂糖の代わりに甘くする方法や、ダイエットに効果的な甘味料について調べました。

お菓子の食べ過ぎに悩んでいる方は、甘くてあったかいドリンクを飲めことで減らせるかもしれませんよ。

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目次

砂糖の代わりに紅茶やコーヒーを甘くするもの

紅茶やコーヒーを甘くして飲むには、もっとも手軽なのは砂糖ですよね。ただしダイエット的には、砂糖を控えた方が良いことは分かっています。まずは砂糖の代わりに甘く出来るものについてまとめました。

ハチミツ(蜂蜜)

コーヒーに蜂蜜

健康効果もあると言われているハチミツは、花の種類によって香りの違いを楽しむことが出来ます。

ハチミツ の香りと紅茶は相性が良く、茶葉ごとの組み合わせを探すのも楽しみのひとつです。

ただしハチミツの種類によっては、紅茶の色が黒っぽくなることもあります。これは鉄分が凝固しているだけなので体に害はありません。色味が悪くなるため、おもてなしには不向きかもしれません。

一方、コーヒーとハチミツは香りの相性は今ひとつです。ミルクを入れると気になりませんが、味を無視してまで選ぶ必要は無いと思います。

ただ、はちみつは砂糖よりもカロリーが高いと知っていましたか?ヘルシーなイメージがあるので意外ですよね。

はちみつはコクがある甘さが魅力ですが、血糖値を上げやすいため、ダイエット目的には不向きということが分かりました。

メープルシロップ

サトウカエデ等の樹液から作られているのがメープルシロップです。メープルシロップ“風味”のシロップは砂糖が多いのでご注意下さい。原材料をチェックして、サトウカエデから作られている製品がダイエット的にはおすすめです。

メープルシロップの特徴は何と言っても、その独特の甘い香りです。そのため、よほどパンチの強い香りでない限り、メープル風味のドリンクになってしまいます。

濃いめに煮出したミルクティーや、カフェラテに風味をつける程度がほど良い使い方ですね。

ジャム

熱々の紅茶に苺ジャムを入れたら、ロシアンティーになります。甘いものが好きな方の場合、砂糖のように全体を混ぜる方法はお勧めしません。甘さがぼやけてしまうからです。

コーヒーの場合もに、ジャムとブラックコーヒーを交互に口にした方がお互いの良さを活かせますよ。

ちなみに日本のジャムとも言える「あんこ」をチビチビ食べながら、珈琲を飲むと小豆の風味が引き立ちます。お互い豆同士だから相性が良いのかもしれません。

低カロリー系の甘味料

パルスイート®

パルスイート
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アミノ酸からできた甘味料アスパルテーム由来の商品です。パルスイート小さじ1杯(2.3g)で、砂糖小さじ3杯(約9g)と同じ甘さというのは驚きです。

同じ甘さなのに砂糖が約35kcalに対し、パルスイートはなんと約3.3kcal!これはかなり大きな差です。

砂糖よりも甘みが強いため、紅茶やコーヒーに入れる際は少なめに入れて甘さを確認しましょう。料理に使う場合は慎重に使うのをお忘れなく。

ラカント

ラカント
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ラカントは、古くから漢方として親しまれてきたウリ科の果実「羅漢果(ラカンカ)」の高純度エキスと、トウモロコシなどの発酵から得られる天然の甘味成分「エリスリトール」から作られた、植物由来でカロリーゼロの自然派甘味料です。

砂糖と同じ甘さなので使いやすく、加熱しても甘味が変わりません。お砂糖と同じ甘さのため、紅茶やコーヒーに入れる際は普段と同じ感覚で入れられます。料理の際は砂糖と同じ量で代用できるため、使い勝手が良いのもメリットです。

オリゴ糖

加藤美蜂園
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砂糖は構造が単純なため、口にすればすぐに吸収されて血糖値が急上昇します。一方、オリゴ糖は多糖類と言って、ブドウ糖や果糖が2~10個複数結合しているため砂糖よりも複雑なのが特徴です。

なかでも腸で吸収することが出来ない「難消化性オリゴ糖」は、現在も研究が進んでいます。腸活している方に人気の甘味料です。様々なオリゴ糖がスーパーでも購入できるようになりました。

フラクトオリゴ糖(主にショ糖由来)
キシロオリゴ糖(トウモロコシの芯由来)
ラフィノース(てんさい由来)
ガラクトオリゴ糖(乳糖由来)など

管理人やぐみ

糖代謝の高い体質の方なら、低カロリー甘味料じゃなくても良いですよね。うらやましい~。

太りたくないなら『フラクトオリゴ糖』がイチ押し

先ほど紹介した「難消化性オリゴ糖」の中でも、ダイエットに最適なのがフラクトオリゴ糖です。耳慣れないかもしれませんが、 すでにコンビニやスーパーで売っているお菓子やデザートにも使われている甘味料です↓

フラクトオリゴ糖使用のワッフル

こちらの『糖質を考えたふんわりワッフル(モンテール)』は生協やイオンでも売られています。普通のワッフルに比べると「甘さが重くない」のが特徴です。甘くないわけではなく、甘みが舌に軽いというか・・・表現力が乏しくてスミマセン。

2個入りですが1個でも十分にボリュームがあり、甘いもの大好きな私も1個でじゅうぶんに満足出来ます。1個あたり73カロリー、糖質4.2g(注1)、脂質4.65gとダイエット中に嬉しいスイーツです。

注1:エリスリトール、フラクトオリゴ糖を除いた糖質量。

フラクトオリゴ糖の特徴① 太りにくい

img-お腹の肉をつかめる女性

最近のダイエット業界では、いかに血糖値を急上昇させないかが注目されています。血糖値が急上昇して、また急激に下がることを「血糖値スパイク」と言いますが見聞きしたことはありませんか?

血糖値の急上昇が起きると、インスリンというホルモンに混乱が起こります。すると本来であれば糖をエネルギーに変えるはずが、むしろ脂肪の合成を促進してしまうという逆の働きが起こってしまうのです。

そのうえ血糖値が急激に下がると、脳が「エネルギーが足りない」と勘違いをしてしまい、もっと食べてエネルギーを補給するようにと食欲を促します

まさに地獄のスパイラル。デブに向かってまっしぐらのコースです。この血糖値スパイクは、特に砂糖によって引き起こされてしまうのです。

フラクトオリゴ糖なら血糖値の吸収もおだやかに

今回イチ押しの甘味料「フラクトオリゴ糖」は人の消化酵素では分解できません。そのため、糖として血液中に吸収されることはありません。

そのため、フラクトオリゴ糖を摂っても血糖がほとんど上昇しないのです。

血糖値が上がりにくいのでインスリンの分泌が抑えられ、インスリンが混乱して血糖を中性脂肪にため込みにくくなります。

しかも砂糖(上白糖)と比べるとカロリーは約半分、はちみつなら約3分の1位です。

フラクトオリゴ糖の特徴② やせやすい体にする

腸内環境によって痩せやすい、痩せにくいかが影響します。やせやすい腸とは、やせ菌が活発に活動しているのが特徴です。

腸内には「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌」という3種類の菌がいます。日和見菌は勢力が強い方の味方につく、八方美人な菌です。(ゲゲゲの鬼太郎のネズミ男的な・・・って伝わりますかね)


善玉菌が多いのが『やせ腸』です。このやせ腸になるためのキーワードに「内部発酵」というものがあります。ヨーグルト等、外から発酵済みの菌を摂り入れるのが外部発酵です。内部発酵するには腸内で善玉菌が元気に活動してもらう必要があります。

元気に働いてもらうには、エサ(エネルギー)が必要です。そのエサのひとつが今回のフラクトオリゴ糖なんですね。

短鎖脂肪酸が生まれるメリット

img_朝の木漏れ日

腸内細菌がフラクトオリゴ糖や食物繊維を発酵させると、短鎖脂肪酸(酪酸、酢酸、プロピオン酸)が生まれます。

そのメリットはダイエットに超最適!

  • 脂肪細胞が栄養分をとりこむのを抑える(ガード)
  • 脂肪の燃焼を助けてくれる
  • 便秘が改善され、ぽっこりお腹がすっきりする
  • 全身の代謝が活性化し、やせやすい体になる

オートミールとヨーグルトを朝食に食べると、こちらも短鎖脂肪酸を作ることが出来ます。

朝食にお勧めです(寒い時期は除く)↓

フラクトオリゴ糖って何?

砂糖の代わりに使える安心安全の甘味料で、その原料はサトウキビやトウモロコシ由来など自然のものから作られています。

特徴①砂糖の代わりに使える安心安全の甘味料


認知度が低いわりには(失礼!)その歴史は意外に古く、1983年に砂糖に変わる甘味料として生まれました。35年以上幅広く使われている実績もあり、研究が進んでいる甘味料なんですよ。

コクのある甘さが特徴です。甘味度は砂糖の30%程度と穏やかですが、甘みが早く舌に感じられるところも砂糖に近いです。

特徴②砂糖と比べるとカロリーは約半分

フラクトオリゴ糖は大さじ1杯あたり18kcal。砂糖(上白糖)の約半分はちみつの約1/3程度しかありません。

特徴③そのまま大腸に届くので腸内環境の改善に大きく貢献する

胃や小腸で吸収されず、そのまま大腸に入っていき善玉菌のエサになります。善玉菌が活発に活動して、ダイエット効果につながる短鎖脂肪酸を産生します。

特徴④血糖値がほとんど上昇しない

フラクトオリゴ糖は人の消化酵素では分解できないため、糖として血液中に吸収されません。そのため、インスリンの分泌が抑えられ、結果、糖を中性脂肪にため込みにくくなります。

野菜や果物にもフラクトオリゴ糖が含まれるけれど・・・

玉ねぎ、ゴボウ、トマト、アスパラガス、にんにく、バナナ、ライ麦等にも含まれます。ただし量は少なく、体に良い効果を得るには「ゴボウなら1日5.5本」「玉ねぎなら6.5個」等、とんでもない量を食べる必要があります。

温かい飲み物に入れるなら粉末・顆粒がベスト

フラクトオリゴ糖にはシロップタイプと、粉末・顆粒タイプがあります。特徴が少しずつ違うので、用途や目的によって使い分けましょう。

シロップの特徴

日本オリゴ
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液体になじみやすいため、冷たいドリンクやヨーグルト、スープ、煮物などに使い勝手が良いです。

シロップは他の甘味料が入っているため、粉末タイプよりも甘みが強いのが特徴。その分、フラクトオリゴ糖は少なめです。

和風の甘辛味と相性が良く、肉じゃが、すき焼きなどにも使えます。

粉末・顆粒タイプの特徴

シロップより甘さが少々控えめなものが多い。商品によって差があるものの、シロップよりもフラクトオリゴ糖の含有量が多いのが特徴。ダイエット目的を重視するなら、こちらがお勧めです。

紅茶やコーヒーなど、ホットドリンクに甘さが欲しいとき気軽に使えます。湿気によって固まることがあるので、保存方法には気を配りましょう。

紅茶やコーヒーを甘くすると満足度アップ!これでお菓子を減らせるかも

健康や美容を考えれば、お砂糖を入れずにストレートやブラックで飲むのがベストですよね。

でも甘い紅茶やコーヒーにだって、それぞれ独自の美味しさがあります。

寒い季節にふぅふぅ息を吹きかけながら飲む甘いミルクティーって美味しいですよね。焙煎深めの濃い珈琲もこっくりと甘い味が似合います。

そんな時、身近に「フラクトオリゴ糖が」あれば、安心して楽しめるはずです。甘くて幸せな気分になりたい時、疲れた時、ほっこり甘い紅茶やコーヒーでほっこり癒されましょう。

フラクトオリゴ糖は太りにくいだけでなく、ちゃっかり痩せやすい腸に導いてくれる甘味料です。ぜひ健康と美容のために活用したいアイテムですよ。

腸内の短鎖脂肪酸を増やしたい!という方はこちらも知っておくと尚グッドです↓

この記事の参考書籍

フラクトオリゴ糖を使った、お料理やデザートレシピも載っています。

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