実家にいた頃「おもち焼くけど何個にする?」と聞かれて、食べたいと思った数より少なめに答えたことはありませんか?
私は何度もあります。だってお餅って太りそうなイメージがあるからです。
正直に言えば雑煮の他に、甘い味付けの餅も食べたい。でも何個も食べたら太っちゃう・・・と心の中で葛藤しています。
でも実はお餅って太りにくい食品だと知っていましたか?
深夜の人気番組『それって!?実際どうなの課』にて、チャンカワイさんが3日間でお餅を83個食べるという体を張った調査が放送されました。
お餅で太らない理由や、実験結果についてまとました。これを知れば安心してお餅を食べられること間違い無しですよ!
お餅で太らない理由
脂肪になりにくいビタミンを含むから
番組では専門家の意見として、みなと芝クリニックの川本徹院長がお餅で太らない理由について説明をしていました。
もち米にはパントテン酸というビタミンが、白米の3倍入っているそうです。このパントテン酸は、脂肪や糖質の代謝を助ける役割があります。
そのため脂肪になりにくい特質があり、だからお餅を食べても太りにくいと言うわけなんですね。
血糖値が高くなり過ぎないから
今回、検証を行ったチャンカワイさんが「腹八分目がずっと持続しているという感じ」と表現されていました。
先ほどの川本徹院長によると、お餅というのは非常に消化吸収が遅い食べ物のため、血糖値の上がり方がダラダラした感じになるとのこと。
血糖値の最高値がそれほど高くならないため、インスリンが血糖の代謝に間に合う状態となります。そのため糖の代謝が良くなるのではないかと言うことです。
お餅で太ると言われる原因
ではなぜ、お正月明けに太ってしまう人が多いのでしょうか。その理由についても回答されていました。
お正月は他にもご馳走を食べているから
お正月はお餅だけを食べているわけではありませんよね。大抵の場合は、いつも以上に豪華な食材を口にする機会が多いはずです。
確かにお餅はご飯よりカロリーはあるものの、脂質をほとんど含んでいません。
お正月に食べる食材は脂質の多い食べ物が多いはず。またお酒を飲んだり「お正月だから、まあいいか」と気持ちもゆるんで普段より食べる量も増えているはずです。
当然、総摂取カロリーは増えるというわけですね。
ちなみに私がダイエット系の遺伝子検査を行った結果、脂質の代謝が苦手な体質だと分かりました。一方、糖質の代謝は問題ないようなので、お餅そのものは安心して食べられるようです。ただし揚げ餅、チーズ餅はNGとなります。
▼その時の体験談です▼
ハーセリーズのDNA SLIM ダイエット遺伝子検査をやってみた|46歳女性の体験結果レビュー&口コミまとめ
お餅はいくらでも食べられてしまうから
実験中にチャンさんも仰っていましたが、食べている最中はそこまで満腹感を感じにくいです(消化吸収が遅い食品のため)。そのため、まだ食べられる、まだ食べたいという感覚になってしまうんですね。
ところが食べ終わって10分位経つ辺りから、どんどんお腹が苦しくなってきます。これはお餅が胃の中の水分を吸収して、お腹の中で膨れていくからなんです。
ふわっとしたご飯と違い、お餅は見た目のボリュームはありません。1個では物足りないという、視覚的な理由もあるでしょう。
ところが切り餅はみっちみちに詰まっているため、2個食べた時点で、ご飯茶碗1杯半分ぐらいになってしまいます。しかも満腹感は後からくるため、つい食べ過ぎてしまうというわけですね。
太りにくいお餅の食べ方
お餅は脂肪になりにくパントテン酸が含まれているとはいえ、できるだけ太りにくい食べ方をした方がベストです。その方法についてポイントをまとめました。
よく噛んで食べると太りにくい
時間をかけることで、満腹感を感じやすくなるという効果だけではありません、よく噛んで食べることによって唾液がでんぷんを分解し、消化不良を防ぐ効果が得られるからです。
野菜など食物繊維を一緒に摂る
食物繊維を一緒に取ることで、食後の血糖値をゆるやかにすると太りにくくなります。雑煮はもちろん、消化を促進させる大根おろしと合わせるのもおススメです。
お餅は時差があることを忘れない
先ほども挙げたように、お餅は胃の中で水分を吸うため後からお腹にドーンと来ます。そのことを頭に入れて、限界値を越えないよう抑えておきましょう。
たとえお腹が膨れなかったとしても、お餅は後からいくらでも追加出来ますよ。(焼くのは少し手間ですが、レンチンなら簡単!)
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チャンカワイさんが3日間でお餅を83個食べた結果
TV番組『それって!?実際どうなの課』で、チャンカワイさんが3日間お餅を食べ続けました。その結果を聞いた専門家(川本徹院長)の反応をご紹介致します。
本当ですか?え~!そんなに?
ビックリしました。マジに。
白髪まじりの院長とは思えぬリアクションです(笑)本気で驚いたことが伝わります。
いくら太りにくいはずのお餅でも、さすがに3日間でお餅を83個(約4.1kg)は食べ過ぎです。それでも痩せるなんて想定外だったと思います。
次はチャンカワイさんが、お餅を食べ続けた結果と内容についてまとめました。
お餅を83個食べた体重ビフォーアフター
【1日目】開始体重92.8kg
【2日目】朝の体重91.4kg(前日より-1.4kg)
【3日目】朝の体重91.5kg(前日より+0.1kg)
【最終日】朝の体重91.6kg(前日より+0.1kg)
3日間で食べたお餅の数は、なんと33個!
それにも関わらず、1.2kgも減っていたんです!
お餅をこれだけ食べても、太らなかったなんて凄いですよね。
【1日目】チャンさんが食べたお餅料理(20個/約1kg)
朝食10:00
関東風雑煮かまぼこ、人参、青菜
約800kcal(餅6個300g)
昼食0:30
磯辺焼(海苔と醤油)
約700kcal(餅6個300g)
おやつ3:00
きなこ餅(きなこと砂糖)
約300kcal(餅2個100g)
晩ごはん18:30
辛み餅(大根おろし、しょう油、海苔)
約700kcal(餅6個300g)
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【2日目】チャンさんが食べたお餅料理(30個/約1.5kg)
朝食9:00
関西風雑煮(白みそベース)
約1100kcal(餅8個400g)
昼食0:30
納豆もち5個(山形の郷土料理)
砂糖醤油もち4個
約1200kcal(餅9個4500g)
おやつ3:30
おしるこ
約400kcal(餅2個100g)
晩ごはん19:00
韓国風甘辛もち
約1800kcal(餅11個550g)
【3日目】チャンさんが食べたお餅料理(33個/約1.7kg)
朝食8:00
名古屋風お雑煮(醤油ベース、小松菜とかつお節)
約1000kcal(餅6個300g)
ブランチ10:00
黒蜜きなこ餅
約800kcal(餅4個200g)
昼食1:00
チーズ餅(ケチャップ?)
ずんだもち(宮城県の郷土料理)
くるみ餅(東北地方の伝統的料理)
約1600kcal(餅9個450g)
おやつ16:30
黒蜜きな粉餅
約400kcal(餅2個100g)
晩ごはん20:00
バター醤油餅(海苔と青ネギ少々)
約1200kcal(餅9個g)
糖質OK・脂質NG体質に!お餅は最適な食品です
今回まとめた『それって!?実際どうなの課』の企画は、チャンカワイさんが3日間でお餅を83個食べて太るかどうかを検証するものでした。
お餅ってカロリーが高いように感じますが、1切れなら約110kcalです。軽い食感のマリトッツオなんて、お餅の3倍ぐらいカロリーありますからね。お餅ならその時の気分で、甘くしたり、しょっぱい系に変えられますし。
何より洋菓子と比べて満足感が持続するのも特徴です。これからは恐れずにお餅を食べようと思いました。本当に良い企画だったと思います!
私はダイエット系の遺伝子検査で調べたところ、脂質がNGな代わりに、糖質はわりとOKな体質だと分かりました。だからお餅は向いている食材です。これからはシンプルな味付けで、お餅を堪能したいと思います♪
▼簡易チェックあります▼

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