お菓子、好きですか?私は爆食いまではしませんが、毎日なにかしらお菓子をつまんでいます。この習慣をやめたいと思うことはありますが、なかなかやめられません。
そんな私がドキッとして、思わず購入してしまったのが『お菓子中毒を抜け出す方法』(白澤卓二著)です。
こちらの本を読んで、私が気になった箇所をブログ記事にまとめました。
『お菓子中毒を抜け出す方法』を読んだまとめ

中毒チェックリストと、お菓子がやめられない理由、食べ過ぎた先のリスクについてザックリとまとめました。
お菓子中毒かどうかチェックしよう
お菓子中毒を抜け出す方法の巻頭には、お菓子中毒かどうか判断するチェックリストがあります。さらに、本文中にあった項目も加えました。
ひとつでも当てはまるのであれば、お菓子中毒の可能性があるそうです。
リスト①:好きだから食べてるレベル

・お菓子を食べているときが一番幸せ
・お菓子を食べると仕事がはかどる!
・コーヒーにはお菓子が必須
・飲んだあとのデザートは別腹
リスト②:食べるのが当たり前レベル

・お菓子を毎日何かしら食べている
・お菓子ストックを切らすことはない
・朝食に甘い菓子パンを食べている(※)
・毎日のようにパスタやラーメン、うどん、麺類などを食べている(※)
※お菓子も含めて小麦中毒に該当する項目です。
リスト③:そろそろ危険信号レベル

・食べる量や回数がどんどん増えている
・イライラしたときはお菓子に手が伸びる
・食べていないとイライラする
・ときどきドカ食いをしてしまう
リスト④:沼にハマってるレベル

・やめよう、控えようと思っても続かない
・やせたいと思っていてもお菓子をやめられない
・健康診断で血糖値が高めと指摘されてもお菓子をやめられない
・将来、病気になってもいいからお菓子を食べたい
私が該当したもの
このリストの中で私に当てはまるものが7つもありました・・・
お菓子を食べると仕事がはかどる!
コーヒーにはお菓子が必須
飲んだあとのデザートは別腹
お菓子を毎日何かは食べている
お菓子ストックを切らすことはない
イライラしたときはお菓子に手が伸びる
やめよう、控えようと思っても続かない
最近は殆どお酒を飲みませんが、もし外で飲んだ際には最後にデザートを頼んでしまうと思います。我ながら、けっこう該当してますね。
なぜお菓子はやめられないのか?
お菓子には2種類がありますよね。
甘い系のお菓子
しょっぱい系のお菓子
お菓子好きにとって、一番ネックなのは甘い系でしょう。今回しょっぱい系のお菓子は割愛します。スナック系お菓子がやめられない方は書籍をご覧くださいね。
お菓子を食べた時、体内で起こっているサイクルについてまとめました。
お菓子を食べた時の幸せサイクル
お菓子を食べる
↓
快感(おいしい、幸せ)
↓
脳内でドーパミンや
エンドルフィンが分泌される
↓
やる気や集中力がアップ!
ストレスを忘れる(一時的に)
↓
仕事や勉強の効率が高まる
↓
周囲から評価される
↓
さらに快感を感じる!
↓
脳内でドーパミンや
エンドルフィンが分泌される
↓
もっと食べたい!(最初に戻る)
こういうサイクルが回っているため、ここから抜けるのが難しいわけですね><
快感の感度は鈍くなる
ただ食べるだけで幸せな気持ちになれるのであれば、お菓子を食べたくなるのは当然のことだと思います。誰だって幸せになりたいですから。
ところが、同じ刺激が続くことでだんだんと満足できなくなり、より強い刺激が欲しくなってしまうのです。
お菓子で言えば食べる量や回数が増えてしまうんですね。
そして気が付いた時には、お菓子をやめたいのにやめられなくなるというわけです。
まさしく中毒!
お菓子の食べ過ぎによるリスク
・肥満
・生活習慣病(高血圧、高血糖、脂質異常症)などにつながる
・将来的に脳卒中、心筋梗塞、認知症などのリスクも高まる
・仕事の効率がダウン

糖質の代謝が高いか低いかは、体質によって差があるそうです。その差はなんとご飯茶碗2杯分とか!かなり大きいですよね。
▼簡単な体質チェック▼


お菓子中毒を抜け出す方法はひとつだけ!
お菓子中毒から抜け出すには、お菓子を断つことしかないそうです。その方法はただ『食べない』だけ。
や、やっぱりそうですか・・・(ガックリ)
でも安心してください!一度リセットすることで、再びお菓子を楽しむことが出来ます。
永遠のお別れではないため、頑張る価値はありますよね。
一度リセットすれば、お菓子を食べたいという欲求におそわれなくなるそうです。
もちろんストレス等で食べたくなることもあるかもしれません。
それでも頻度はだいぶ落ち着くとのこと。推奨は1週間ですが、それが辛い人は3日間でもOKだそうです。
自分で期間を決めて、それを実行するのが大事なんですって。
禁煙セラピーの方法を応用しよう!
やめたくてもやめられない難しいことの1つに、禁煙がありますよね。
禁煙セラピーという大ヒットとなった本があり、その方法をお菓子断ちに応用してみましょう。
それは影響について知ることです。砂糖を多くとることで、どんな影響が体に起こるのか。それを知ることが大事なのだそう。私はこちらを読みました↓
お菓子中毒を抜けた後のお菓子の選び方
無事に1週間リセットが完了したら、お菓子を1日だけ楽しんでOKです!やった~!
その際の選び方について、ポイントをまとめました。
お菓子中毒にならない選び方
お菓子といっても様々な種類があります。そして全てのお菓子が悪いとは限らないそうです!(良かった・・)
中毒のもととなる要因を避けることで、お菓子を楽しむことが出来るんですよ。もちろん自分で作るのも良いですね♪
お菓子を選ぶ際のポイントについて、それぞれ説明します。
①良い砂糖とダメな砂糖がある
OKな砂糖
きび糖
黒砂糖
てんさい糖
和三盆
ココナッツシュガー
NGな砂糖
白砂糖
最近は市販のケーキも色々と選べるようになりました。
②果糖はとにかく避けること
原材料をチェックして、下記があったら避けること。
高果糖液糖
果糖ブドウ糖液糖
ブドウ糖果糖液糖
砂糖混合異性化液糖
③人工甘味料は要注意
アスパルテーム
アセスルファムカリウム
スクラロース
サッカリン
ネオテーム
ズルチン
チクロ
ダイエット食品や糖質オフ食品に使用されていることもある。精製度が高いものほど中毒性があるため、できるだけ避けること。
④小麦製品はできるだけ避ける
意外と多いのが小麦中毒。グルテン過敏症やリーキーガット症候群などの原因にもつながる。
⑤油と塩も要注意
特にスナック菓子はおいしさを増すために、塩、コンソメ、しょうゆなど塩気の多い調味料が使われている。油と塩のダブルパンチで中毒性が高いお菓子。
コーヒーや紅茶を太らずに甘くする方法
お菓子を我慢する分、せめて甘い珈琲や紅茶を楽しみたい・・・という方に良い情報があります。血糖値が上がりにくいのに、お砂糖みたいにコクのある甘さのオリゴ糖がありますよ。詳しくはこちらの記事にて紹介しました▼


【実践】お菓子をやめられるか1ヶ月実行した結果
ここまでお菓子中毒について「中毒チェックリスト」と「中毒から抜け出す方法」「お菓子の選び方」についてザックリとまとめました。
私はこれを読んでまずは1日お菓子断ちをし、次に3日、次に5日・・・最終的には7日間のお菓子断ちに挑戦しようと決めました!
その時の計画がこちらです▼
第1週 1日(平日)
第2週 3日(平日)
第3週 5日(平日)
第4週 7日(土日も含め)
第3週までは順調に頑張れたんですよ。我ながらよく耐えられました!
そして第4週の最終日、PC作業で初めて使うツールや急ぎの作業を行っていたんです。すると脳が糖を欲してしまい・・・
その後はなし崩しに、お菓子習慣が復活しています。最終日で誘惑に負けてしまいましたがが、私でも出来るという自信はつきました。これからは休肝日ならぬ休甘日を作っていこうと思います。
▼甘いもの好きなら高カカオチョコ▼
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