「若い頃はお腹いっぱい食べても太らなかった」そんな痩せの大食いだった女性といえど、40代半ばを過ぎる頃にはジリジリと体重が増加し始めていませんか?私もじわじわと右肩上がりです。
年を重ねるにつれて、これからますます痩せにくい体質に変わっていくことは分かっています。そろそろ運動でもしようかなと思うものの、もともと運動が苦手で、ましてや40代ともなると運動すること自体が億劫ですよね。
やらずに済むなら運動したくないけれど「ダイエットのためには運動しないと」なんて後ろめたい気持が常につきまとってきます。
でも、実はダイエットするために『運動』がそこまで重要ではないとご存じでしたか?運動するのと同じ効果を得られる、もっと楽な方法があることを知っていましたか?
このブログ記事では、それらの情報についてと、運動が苦手な人でも出来る簡単な運動についてまとめました。運動と言っても「体育の成績は常に2」だった運動オンチな私でも出来るエクササイズなのでご安心ください。
運動が苦手だけど、太りたくないから運動しなくちゃ・・・と悩んでいる方の参考になれば幸いです。

運動に適した筋肉を持っている人、持ってない人ではスタートラインも違います。自分の体質について知っておくと良いですよ。


太りたくないけど運動したくない女性にうれしい話
口には出せないけれど「食べたーい、でも太りたくなーい、でも運動したくなーい」これが本音の女性はいませんか?そんなあなたが喜ぶ話題をお伝えします。
運動嫌いの人が運動すると逆に悪影響になる理由
運動することでメリットはもちろんあります。
ただし、あくまでも運動をすると「楽しい」「スッキリする」と言った、ポジティブな反応を感じられる方だけが得られるメリットです。
嫌々、渋々・・・そんな気持ちで運動するぐらいなら、むしろやらない方が良いかもしれません。なぜなら運動を嫌々やると「コルチゾール」というホルモンが分泌されてしまうからなんですって。
このホルモンの影響によって、食欲がアップしてしまうため、かえって食べ過ぎで太ってしまう可能性があるんです。せっかく運動してカロリーを消費したところで、それ以上に食べてしまうかもしれません。
コルチゾール、出しちゃダメ、ぜったい。
参考書籍:THEデブ脳 著:工藤孝文
運動しても消費カロリーは思ったより少ない
痩せるための運動として、ランニングが浮かんだ方もいるのではないでしょうか。むしろ痩せている女性しかいないイメージがありますよね。
ところが30分走った際に燃焼するカロリーは240kcal、おにぎりにすれば1個半ぐらいのkcalです。たったそれだけ!? とガッカリしませんか?私はしました(笑)
運動が苦手な人間からすれば、30分も走り続けるなんて苦行以外の何ものでもないですよね。そこまで頑張って走ったところで、1食分のカロリーを消費することも出来ないなんて・・・!
運動って意外とコスパが悪いんだと驚かされました。これでは運動に対して、やる気が上がらないと感じるのは私だけじゃないですよね。
参考書籍:THEデブ脳 著:工藤孝文
運動するのと同じ効果が得られる意外な方法とは
ところがですね、ダイエットにおいて、運動から得られるメリットはカロリーの燃焼だけじゃないことが分かりました。運動によって分泌されるホルモンが、ダイエットに影響することをあなたはご存じでしたか?
運動することによって分泌されるホルモンは、アドレナリンと成長ホルモンがあります。
有酸素運動を行った際にアドレナリンが分泌されます。それと同時に脂肪分解リパーゼが血液中に放出されます。だから運動する=痩せると考えられているわけですね。
また、筋トレなどの無酸素運動で促されるのは成長ホルモンです。
<成長ホルモンの効果>
・筋肉を太く丈夫にする
・脂肪を分解して燃焼させる
・基礎代謝を上げて痩せやすい体質にする
「でも運動しなくちゃこのホルモンは出ないんでしょ?」
そう思った運動嫌いなあなたに朗報です!
実は運動しなくても、ダイエットの味方であるホルモンの分泌を刺激することが出来るそうです。しなくていいなら運動したくない女心をくすぐるじゃありませんか。
その方法についてはこちら
・カラオケで歌う
・ホラー映画を観る
・晩ご飯にキムチ鍋を食べる
・7時間以上しっかり寝る
どうですか?どれも簡単に出来そうな気がしませんか?
参考書籍:THEデブ脳 工藤孝文著
食事をすることは胃の筋トレだった
食べることが大好きな方に伝えたいのは、実は食事をすること自体が胃の運動だったという話です。胃のほとんどは筋肉で出来ていて、他の筋肉と同様に使わないと衰えてしまうそうです。
胃の筋肉を鍛える、それはすなわち食べること。
食べることが大好きでたくさん食べている人達全員が、いわば胃強(いきょう)のアスリートだったんです。特に痩せの大食いタイプは、才能に恵まれたトップアスリートと言っても過言ではありません!
これまで鍛えあげてきた、自分を褒めてあげましょう(笑)
参考書籍:食べて飲んでおなかからやせる 柏原ゆきよ著
ダイエットに激しい運動が必須ではなかった話
食べることが大好きな人たちは、生きているだけで運動しているようなものということがお分かり頂けたでしょうか。
そもそもダイエットをするに辺り、ハードな運動は必ずしも必要ではないことが分かりました。運動が苦手な私達には嬉しい話ばかりが続きますよ♪
激しい運動は美容面でデメリットがある
例えばジョギングなどのような、呼吸が乱れる激しい運動にはデメリットがあるそうです。心拍数が上がるハードな運動は、体内で活性酸素を生むため体がサビつく原因になるからなんですね。
体がサビる、それは分かりやすく言えば老化を意味しています。老化、ダメ、ぜったい。
参考書籍:その不調、栄養不足が原因です 佐藤智春著
運動が嫌いな人こそコスパの良い運動を
そうは言っても運動を全くしないよりは、した方が良いことには変わりません。運動が苦手な人間にとっては誠に残念な話ですが・・・。
先ほどジョギングを30分やっても、消費されるカロリーはオニギリ1個半程度という話をしました。運動が嫌いな人からすれば、ガッカリな結果ですよね。わざわざ嫌いな運動をするのだから、それ相当の効果がなければ損をした気持になりますもん。
もともと運動が好きな方であれば、体を動かすこと自体が楽しい時間です。でも我々はそうじゃありませんからーーー!時間が短ければ短いほど、効果があればあるほど嬉しいのです。
そこで運動嫌いな私達が目指すべきは「コスパの良い運動」です。
太りたくないという目的であるならば、食後の運動が効果的となります。ガッツリ筋トレやスポーツをするのではなく、その場で出来るスクワットがおすすめです。
人間の身体の中で最も筋肉があるのは、太もも(大腿部)なんですね。筋肉倉庫にある糖をスクワットでからっぽにし、新たに食事で取り入れた糖をそこに入れてしまうのです。
倉庫にスッキリお片付けしてしまえば、余った糖が脂肪に変わることを防げます。コスパの良い運動として『食後にスクワット』と覚えておきましょう。
注意:筋肉がつきにくい体質の方もいます
これまで特に運動習慣がないわりに、食べても食べても太らなかった方はいらっしゃるでしょうか。いわゆる痩せの大食いの方は、筋トレしても筋肉がつきにくい傾向があるかもしれません。
そういう場合もあるんだなと知っておくと、筋トレで頑張り過ぎずに済みますよ。
運動オンチな40代女性でも出来る!簡単な運動リスト
ここからは運動センスゼロ、運動全般が全く向いていない私(現在46歳)でも出来る運動をご紹介します。
つらくないものから、徐々に負荷の高い運動の順にまとめました。
出来そうなものから試して、楽に出来そうだったらレベルを上げてみてくださいね。
ガチで家事をする
家事でダイエット?と意外に思う方もいるかもしれません。もちろん家事とひと言でまとめても、色々とありますよね。
運動の強度を表す単位にメッツという単位があります。その単位を使って、家事とスポーツの強度を比べてみましょう。
掃除機がけは、ボウリングや社交ダンスより強度が少し上です。床磨きやお風呂掃除は、ゴルフと同じぐらいの強度となります。家具の移動、雪かきはバスケットボールと同じぐらいです。
部屋のこまめな片付けや掃除は、スキマ運動と考えてもいいでしょう。これなら部屋も片付いて一石二鳥ですね。
ラジオ体操を本気でやる
昭和の小学生が夏休みに毎朝やっていたアレでおなじみのラジオ体操。ラジオ体操なんてとバカにしてはいけません。意外と今やってみると、息が上がるという40代50代もいらっしゃるそうです。
残念ながらこれで痩せるとは言えませんが、ラジオ体操が辛いようなら、これより負荷の高い運動はまだ早いということです。
百聞は一見に如かず。まずは一度やってみて、現在の自分の体力レベルがどうなのか実感してみましょう。
実行する際はダラダラやらずに、手先までピンっと伸ばしてやってみて下さいね。けっこう良い運動になりますよ。
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カエル足ストレッチをする
家事やラジオ体操の次はストレッチ?何だか頼りない運動ばかりが続きますね(笑)
ところがこのカエル足ストレッチ、名前はふざけた感じですが「痩せた」という声が多く見られた話題のダイエット方法なんです。
カエル足ストレッチを行うメリットはこちら↓
・股関節をストレッチして柔軟性を保つ
・内転筋を鍛える
内転筋は股関節の内側(内もも)部分にある筋肉です。内転筋が衰えてしまうと足をまっすぐに保てなくなります。するとO脚になったり、太ももの内側に脂肪がたまりやすくなるそうです。
ただし注意点が1つあって、ポーズが「仰向け」であるものを選ぶことです。カエル足ストレッチで検索すればたくさんの動画が出てきます。うつぶせのポーズが出てくるものは避けて下さいね。
ただし時間が経てば戻ってしまうので、体が変わるまで習慣化した方が良いかもしれません。
ストレッチの説明から動画を開始するよう設定していますが、動画の前半では理屈について説明されているのでそちらも合わせてどうぞ。
家庭用トランポリンで走る
こちらは有酸素運動にあたります。道具が無いと出来ないのがデメリットですが、メリットとしては屋内で走っても床に音が響かないところです。
※スプリングが多少は鳴りますが、テレビの音より小さいため気にする必要はありません。
膝が弱くてアスファルトを走れない私でも、膝が痛くならずに走れます。最初の頃は15分位から息が上がり始めましたが、最近では息が上がらなくなってきました。
好きなTVや映画を観ながら行うのがオススメですよ。
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リングフィットで筋肉を増やす
モンスターを倒しながらステージを進んで行くアドベンチャーモードだけでなく、トレーニングだけ、ジョギングするだけのモード等が選べます。
こちらの良いところは、ゲーム性があって楽しみながらやれる所や、道具を使うため上半身の筋トレがやりやすい、姿勢に対してのアドバイスが貰える、その日の運動に合わせたストレッチを最後に指示してくれるところです。
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エクササイズ動画で燃焼する
こちらもYouTubeで検索すれば、驚くほど多くのエクササイズ動画が出てくると思います。気になったものを色々とやってみて、自分がやりやすいものを探してみましょう。
私個人としてはトーク少なめ、テンションが高すぎず、動きがダイナミックなものが好みです。
【追記予定】私がリピートしているYouTube動画をあとでブログ記事にまとめます!
ダイエットのために必ずしも辛い運動をする必要はありませんでした
そもそもダイエットとは、健康や美容のために食事の量や種類を制限することを言います。痩せることを指す言葉では限りません。とはいえ日本人の感覚としては、食だけでなく運動も含めて痩せられるかどうかをイメージする言葉ではありますよね。
どんな方法であれ私達が求めているのは、自分が理想とする『からだ』になれることなんです。
運動が嫌いだったら、運動以外の方法からアプローチすればいい。
運動オンチでも出来る運動を選んで、カロリーを消費すればいい。
運動センスが無くても、コツコツ筋肉を増やして代謝の良い体にすればいい。
若い頃に痩せの大食いだった女性なら、本来の身体のポテンシャルは高いはずです。加齢と共に太りやすくなりつつあっても、ほんの少しの努力で同年代の女性よりも体型をキープ出来るはず。
40代を越えたら無理のし過ぎは禁物です。出来ることを出来る範囲から始めて行きましょう。美味しいものを食べるため、これから一緒にコツコツ頑張って行きましょう♪



自分の体質が分かるとダイエットの成功率が上がりますよ~


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