ご飯が大好きだけど、糖質が気になって控えている方もいらっしゃいますよね。そんな白米好きの方に嬉しい『糖質カットしながらお米が炊ける』炊飯器が各メーカーから販売されるようになりました。
とはいえ、手持ちの炊飯器もまだまだ使える場合、買い替えるべきか迷ってしまいますよね。ましてや糖質カットご飯を食べたいのが自分だけなら尚更です。自分のためだけに買っても良いけれど、炊飯器が2台あってもねえ・・・と悩ましいですね。
そこでオススメなのが、糖質カットご飯も炊くことが出来る電気圧力鍋です。鍋ですから糖質カットご飯を炊く以外にも、炊飯器には出来ない調理方法で活用することが出来ますよ。
アイリスオーヤマ電気圧力鍋ヘルシープラス( KPC-MA3)には、糖質カットできる炊飯メニューが搭載されています。ヘルシープラスでの炊き方と味の感想についてレビューしました。
ヘルシープラスKPC-MA3で糖質カットご飯を炊いてみた

こちらがアイリスオーヤマの電気圧力鍋『ヘルシープラス KPC-MA3』です!
今回はこの鍋を使って、糖質カットご飯を炊く際の流れをご紹介します。
糖質カットご飯の水加減と炊飯のやり方

糖質オフとして炊く場合は、1合、もしくは最大で2合までとなります。
同じ2合でも通常の白米よりも多めの水を使用します。メモリを間違えないよう気をつけてください。
なお、お米は洗ってすぐに炊くことができます。ザルにあげて時間を置く必要はありません。

低糖質ご飯は、自動メニューから選びます。

今回はレシピ番号を利用しました。木目のダイヤルをぐるぐる回して選択し『決定』ボタンを押していきます。

付属のレシピ冊子によると、糖質カットご飯は84番です。と言っても、ダイヤルを84周も回すわけではありません。最初に10桁を選択し(今回なら08)、次に1桁(今回なら4)の順に選択します。

メニューの確認をして、間違っていなければ『決定』で設定完了です。

お米が入った釜を入れてフタを閉め、上部レバーの確認をするよう表示されました。

フタがしっかり閉まっていないと、このように忠告が出ます。ウッカリ忘れを防いでくれるため安心ですね。

こちらも確認して・・・。

いざ炊飯開始です!調理開始から10分位でグシュグシュ音がなり始めて、圧力表示ピンがぴょこんと上がって来ました。ガス火の圧力鍋と違い、火加減を気にせず他のことを出来るのがメリットですね。
30~35分後には完全に音がなくなり、静かになったと感じたところで圧力ピンが下がりました。

フタを開けたときの水分が、通常の炊飯ジャーよりも多いので注意しましょう。思った以上にザバッと落ちます。

通常のご飯に比べて、みずみずしくて水分を含んでいるのが分かります。ツヤツヤ表面が光っている感じの炊きあがりです。
後から調べたところ、お米に水分をたっぷり含ませてボリュームアップするのが特徴だそうです。だから、表面がウルウル、ツヤツヤなんですね。
糖質カットご飯の食感と味について

通常よりも柔らかめに炊きあがります。お米の粒は残っていますが、粘りがある食感でした。白米だけど、おこわに近い弾力を感じました。
味については普通のご飯よりも、お米の甘さが舌に残らないからか後を引きません。食感はもっちりしていて食べ応えがあるため、ご飯を食べたという満足度が高いですよ。

ヘルシープラスとLOCABO(ロカボ)を比較すると
今回のヘルシープラス KPC-MA3の説明書には、糖質カット率は表示がありません。そこでアイリスオーヤマさんへ問い合わせたところ、約13%との返答を頂きました。
もし毎日のご飯から出来るだけ糖質カットするのを最優先するならば、最大で45%糖質オフが出来る LOCABO(ロカボ) の方ががおすすめとなります。ただし調理器具としての活用範囲はヘルシープラスの圧勝です。
それぞれの仕組み、メリット・デメリットについてまとめました。
糖質カットの仕組みが違う
ヘルシープラスの商品説明には、糖質カットの方法について説明がありません。そこで同じアイリスオーヤマさんの『ヘルシーサポート炊飯器 5.5合 RC-IJH50-W』と同じ方法を採用しているだろうと仮定しました。
ヘルシーサポート炊飯器は、最大で20%の糖質抑制をすることが出来ます。一方、 LOCABO(ロカボ) は45%オフです。ずいぶん差がありますよね。その理由は糖質カットする方法が違うからなんです。
アイリスオーヤマの炊飯器は、お米に水分をたっぷり含ませて炊き上げる方法を採用しています。この方法では、ご飯としての見た目は同じでも、口にするお米の量を減らすことが出来ます。
お粥を作る場合、少量のお米とたっぷりの水で作りますよね。どんなにお腹いっぱい食べても、実際にお米自体の量はちょっぴりしか口にしていません。
一方、 LOCABO(ロカボ) は二重構造になっていて、釜の中に蒸し器のカゴがあります。お米を煮るのでなく、蒸すことによって、糖質たっぷりの水分が底に溜まる仕組みとなっているのです。
LOCABO(ロカボ)のメリット・デメリット
メリットは何と言っても、糖質カット率が高いこと!デメリットは外釜と蒸しカゴの2種類を洗う必要があるため、洗い物が倍になることです。
しかもステンレス製の蒸しカゴは、ご飯のこびりつきが気になります。面倒くさがりな人は続かないかもしれません。
ヘルシープラスのメリット・デメリット

ご飯の糖質を出来るだけカットしたい人の場合、糖質オフの効果が約13%程度では少し物足りないですよね。
あくまでも基本は料理に使う、もしくは糖質オフご飯を食べたいのは家族の中で自分だけなど、「ときどき糖質カットで炊きたい」人であれば十分だと思います。洗い物も『内釜(めっちゃ軽い)・パッキン・外蓋(軽い)』の3つだけと手軽です。
最後に:白いご飯が大好きな方に耳寄りな話
今回は糖質オフに興味があって、炊飯器を検討されている方に「糖質カットご飯が炊ける電気圧力鍋があります」という情報をお伝えしました。
白米LOVEな方にとっては、夢のような炊飯器ではないでしょういか。糖質カットした分、もっと食べても良い計算ですし(笑)
でも、白米を控えなければいけないかどうかは、個人差があるのをご存じでしたか?全ての人にとって、ダイエットするのに糖質オフが正解ではないようです。
私は以前、体質検査をした際に「糖質の代謝が苦手ではない体質」と結果が出ました。それを知ってから炭水化物を3食欠かさず摂っていますが、体重にほとんど影響していないのです。
ご飯が大好きなのに、泣く泣く減らしている場合は確認してみると意外な結果が出るかもしれませんよ(^^)
▼まずは簡単なセルフチェック▼

▼もち麦を足して炊いてモチモチアップ▼

▼もっちり食感が好きな方におすすめ▼

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