びっくりドンキーの、おろしそバーグディッシュは好きですか?大根おろしがついているだけで、さっぱりと美味しく食べられますよね。
和風でヘルシーそうに見えますが、おろしそバーグディッシュ150gなら742kcalあります。300gなら1,015kcalもあるんですよ。でも、ハンバーグとご飯の組み合わせって最高に美味しいですよね・・・
そんなご飯党の方に嬉しい情報となるかもしれない、そんな実験が行われました。それは、普通の食事に大根おろしをプラスすれば太らないというのは本当なのか?というものです。
深夜の人気番組『それって!?実際どうなの課』にて、ザ・たっちさんが実際に食べた調査結果が2月23日の深夜に放送されました。放送前に考えた結果予想と、実験結果についてまとめました。
大根おろしを一緒に食べたら太らない?結果の予想とその理由
結果予想:太らない
私の予想は『大根おろしを一緒に食べたら太らない』です。いや、そんな甘くないでしょうとは思いつつ・・・大根おろし独自の成分があるため、期待を込めての“太らない”予想です。
大根おろしを一緒に食べたら太らないと思う理由
大根おろしのヘルシー感は、味だけでなくちゃんと理由があります。大根にはアミラーゼ、プロテアーゼ、リパーゼという消化酵素が豊富に含まれているからです。
それぞれ、でんぶん、たんぱく質、脂肪の分解酵素なんですよ。ダイエットの強い味方になってくれそうですよね!

糖質が苦手、脂質が苦手、たんぱく質が苦手…など代謝が苦手な栄養素に個人差があります。大根おろしなら全ての体質と相性バッチリですね。
▼体質を調べるとダイエットの効率アップ▼


アミラーゼ(でんぷん分解酵素)
アミラーゼはでんぷんの分解する酵素です。でんぷんは、お米や小麦、芋、とうもろこし、タピオカなどに多く含まれています。餅に大根おろしをからめたり、蕎麦やうどんの薬味や、和風スパゲティなど効果的な使い方です。
▼この時も大根おろしで食べていました▼


プロテアーゼ(たんぱく質分解酵素)
プロテアーゼは、たんぱく質を分解する酵素です。焼き魚や玉子焼きに添えたり、鶏肉をおろし煮にするのも理に適った使い方です。
リパーゼ(脂肪分解酵素)
リパーゼは脂肪を分解する酵素です。唐揚げ、和風ハンバーグ、天ぷらを食べる際に添えると、脂っこいものが苦手な方の胃もたれ防止に役立ちますよ。
▼参照:https://www.kagome.co.jp/vegeday/yasai/japanese-radish/
大根おろしを食べても太ってしまう可能性としては
いくら消化を促進する栄養素が含まれていても、食事全体の量にどこまで影響を及ぼせるかは分かりません。
どんぶり一杯分の量が必要だった場合、料理にそえた程度の大根おろしでは効果が得られないはず。大根おろし自体に太りにくいポテンシャルはあっても、食べる量が結果に影響するかもしれません。
果たして私の予想「太らない」は当たるのでしょうか。結果が楽しみです!
放送予定
日本テレビ系「それって!?実際どうなの課」
2月23日(水)23時59分〜放送
ザ・たっちが体験!大根おろしと食べたら痩せるのか実験結果
大根おろしに含まれる消化酵素が糖の分解をサポートをし、辛み成分が代謝を高めるため、結果痩せると言われている噂があります。それって実際どうなの課にて、それで本当に痩せるのか検証していました。
私の予想には辛み成分による代謝アップ効果は無かったので、さらに期待度アップです!番組内で検証された内容をまとめました。
大根おろしを足せば痩せるのか実証ルール
体験してくれたのは、双子の『ザ・たっち』です。
兄が「大根おろしをプラス」する、弟が大根おろしをプラスせずに同じ食事をします。消費カロリーを同じ条件にするため、生活は全く同じように3日間過ごすというものです。
果たしてこれで体重差がどのぐらいつくのでしょうか?
なお、大根おろしのダイエット効果を活かすにはポイントがあります。詳しくは後ほど『 大根おろしの痩せ効果を台無しにする条件について 』をご覧ください。
大根おろしを3日間食べたザ・たっち兄の結果
先に結果を言うと、兄が初日から-0.5kg、弟が初日から-0.2kgでした。大根おろしを食べた兄の方が体重は減りましたが、そこまで大きな差は出ませんでした。
兄たくや(食べる)
初日76.6kg
【1日目】76.4kg(初日から-0.2kg)
【1日目】76.2kg(初日から-0.4kg)
【1日目】76.1kg(初日から-0.5kg)
弟かずや(食べない)
初日76.2kg
【1日目】75.4kg(初日から-0.8kg)
【1日目】75.8kg(初日から-0.4kg)
【1日目】76.0kg(初日から-0.2kg)
結果について専門家の意見(やせた理由)
鶴見クリニック理事長の鶴見隆史先生によると、やはり痩せた理由は大根おろしの酵素力だということです。
大根おろしの中にたくさん含まれる食物繊維によって、便通がよくなったことがひとつ。
イソチオシアネートによって代謝力を増したことで、少しずつ体重が減っていったと思われるそうです。
▼鶴見先生の著書▼


【注意】大根おろしの痩せ効果を台無しにするポイントとは
大根おろしに痩せ効果があるのは分かりましたが、その需要な成分は調理方法によって効果が無くなってしまうそうです。
せっかくのダイエット効果を無駄にしない方法についてまとめました。
ダイエット効果が高い大根の場所と量について
大根のしっぽ(細いところ)が特に辛み成分が高く、代謝を上げるイソチオシアネートが含まれるためダイエットには効果的。ダイエット効果を期待するなら、先端の6cm程度の量が最低限必要です。
辛いのが苦手だからと言って頭の方(葉っぱの方)を使ったり、面倒だからと量を控えてしまうと効果は低くなってしまいます。
調理方法は大根おろしだから効果あり
生の大根なら良いのかと言えば、そうではありません。大根をおろすからこそ、ダイエット効果が得られるそうです。
大根をおろすと細胞が破壊されます。それによって辛みの成分であるイソチオシアネートが生成されるのです。イソチオシアネートには代謝を高める効果があると言われています。
また、辛み成分は揮発性のものが多く、今回のイソチオシアネートもやはり時間が経つほど消えてしまうのです。そのため、大根おろしにダイエット効果を期待するならば、おろしたてを頂くことが必須の条件なんですね。
やってはいけない大根おろしの食べ方について
大根に含まれる酵素や辛み成分は熱に弱い特徴があります。そのため、熱々のハンバーグや唐揚げに長時間のせるような食べ方では効果が得られません。
今回のザ・たっちさんも毎食、先端6cm部分をすりおろして食べていました。
それを考えると、ファミレス等の和風ハンバーグは、あらかじめすりおろした大根おろしを使用し、熱々の料理にのせて提供しているため、ダイエット効果は望めないということになりますね。
今回の検証で食べた内容一覧
今回は、ザ・たっちさんの体型から計算された、太りも痩せもしない1日2400kcal程度のメニューに調整されていました。
1日目の食事内容
朝食
しらす定食(ご飯、味噌汁、しらす、冷ややっこ)
兄たくやは食べる直前に6cm分の大根をすりおろして、しらすおろしにする。
昼食
冷やし肉そば(蕎麦、豚しゃぶ、ネギ、刻みのり、かつおぶし)
兄たくやは食べる直前に6cm分の大根をすりおろして、冷やしおろし肉そばにする。
晩ごはん
唐揚げ定食(鶏唐揚げ、千切りキャベツ、ご飯、味噌汁)
兄たくやは食べる直前に6cm分の大根をすりおろして、おろしポン酢で頂く。
2日目の食事内容
朝食
だし巻卵定食(だし巻卵、ご飯、味噌汁)
兄たくやは食べる直前に6cm分の大根をすりおろして、だし巻卵にのせて食べる。
昼食
豚しゃぶ定食(豚しゃぶ/レタス/トマト、ご飯、味噌汁)
兄たくやは食べる直前に6cm分の大根をすりおろしてプラスする。
晩ごはん
とんかつ定食(とんかつ、千切りキャベツ、ご飯、みそしる)
兄たくやは食べる直前に6cm分の大根をすりおろして調味料と合わせ、くぐらせるように頂く。
3日目の食事内容
朝食 ホッケ定食(焼きホッケ、ご飯、味噌汁、)
兄たくやは食べる直前に6cm分の大根をすりおろして添える。
昼食 天ぷら定食(海老や野菜の天ぷら、ご飯、味噌汁)
兄たくやは食べる直前に6cm分の大根をすりおろして天つゆに加える。
晩ごはん ハンバーグ定食(ハンバーグ温野菜添え、ご飯、味噌汁)
兄たくやは食べる直前に6cm分の大根をすりおろしてソースと合わせ、ハンバーグをくぐらせて食べる。
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