ダイエットには様々な食事方法や、運動方法があります。友達や職場の人に勧められたものの、自分がやっても効果が出なかったことはありませんか?
同じものを食べているのに、なぜか私だけが太る。同じぐらいの運動量なのに、なぜか私だけ痩せない。これらは普通に起こることですよね。
どこまでストイックに実行出来たかというより、そもそも体質の差が影響しているかもしれません。
そこで自分自身で体質の傾向が分かる、セルフチェックリストをまとめました。

あくまでも傾向の目安です。検査を利用して正確な体質を知ると、自分にとって効率的なダイエットを選ぶ参考になりますよ♪


糖質たべてもOK?NG?チェック
このブログのタイトルは『糖質食べてもいいですか?』です。きっと読者の皆さんが、最も憧れる体質ですよね。
ごはんやパンをよく食べるが太っていない
お腹が空くと汗が出てきたり、手がふるえたりすることがある
筋トレしても筋肉がつかないほうだ
同年代と比べると細身のほうだ
空腹時にマグロやレバーを食べて皮膚が赤くなったり痒くなったことがある
3つ以上当てはまった「糖質がたくさん必要」タイプAの詳細はこちら。
1~2つ当てはまった「糖質を食べ過ぎなければ問題なし」タイプBの詳細はこちら。
1つも当てはまらない「糖質を摂るほど太りやすい」タイプCの詳細はこちら。
A:糖質がたくさん必要
おめでとうございます!あなたは『少し多めに糖質を摂っても大丈夫』な体質です!むしろ糖質制限が危険な体質の可能性もあるぐらいです。
ダイエットするなら筋トレがベストですが、そのわりに筋肉はつきにくいという、筋トレのやりがいが無い体質でもあるようです。
糖質をたくさん消費する体質のため、糖質制限をすると低血糖になることがあるかもしれません。異常な空腹感やだるさ、冷や汗や動悸、体の震えなどが起こったことはありませんか?



健康診断などで朝食を抜くと、採決が終わる頃にはブルブル震える人は低血糖なんですね・・・
極端に糖質が不足すると、体が脂肪を分解してエネルギーを作ります。その次に筋肉を分解してしまうため注意しましょう。
筋肉が減ると太りやすい体になりますが、このタイプの方は筋肉がつきにくいため悪循環となります。糖を消費しやすいぶん、他のタイプよりも糖質を食べても良いのが特徴です。



ごはん2杯分多く食べて良いそうですよ!
B:糖質を食べ過ぎなければ問題なし
糖質を食べ過ぎると太りやすいタイプではありますが、食べ過ぎずにならない程度に食べる分には問題ありません。
もちろん糖質制限をしてもよく、やったぶんだけ効果が出やすい体質です。ダイエットをするなら有酸素運動が効果的です。



ほどよく食べる分には問題無しです♪
C:糖質を摂るほど太りやすい
うっかり糖質を多めに摂ると、すぐ太ってしまう体質です。定期的に糖質制限を意識するのが良いでしょう。運動は有酸素運動の方が、効率よくダイエットできます。



糖質はご褒美メニューなど、メリハリつけて楽しみましょう
内臓脂肪系に関するチェック
比較的、男性の肥満に多い内臓脂肪系ですが、最近はスリムな女性でも内臓脂肪を蓄えているケースが増えているそうです。
脂っこいものを食べるとすぐ太る
ジョギングやエアロビクスなどの有酸素運動をしてもなかなか痩せない
太っているわけではないが、コレステロール値が高い
30代を過ぎてから体重が落ちたことがない
メタボリックシンドロームと診断された
3つ以上当てはまった「脂肪を燃焼する能力がかなり低い」タイプAの詳細はこちら。
1~2つ当てはまった「脂肪を燃焼する能力が低い」タイプBの詳細はこちら。
1つも当てはまらない「脂肪を燃焼する能力が高い」タイプCの詳細はこちら。
A:脂肪を燃焼する能力がかなり低い
脂肪をエネルギーとして使うには、燃やせるように一度分解しなければいけません。この分解が上手な人と、ヘタな人がいるんです。ヘタな人は上手な人に比べて、脂肪の分解がゆっくりです。
どのぐらい違うかと言うと、上手な人にくらべて、210kcalも分解能力に遅れが出ます。同じ量の脂質を摂ったとすれば、1日約200kcal分も燃やすことなく溜め続けてしまうのです。



私は検査で調べたら、糖質OKだけど、脂質との相性が悪いことが分かりました。若い頃は気になりませんでしたが、遺伝子の影響は40代以降に出やすいそうです。まさにその通り・・・。
B:脂肪を燃焼する能力が低い
Aタイプが210kcalほど処理が遅いところ、Bタイプは170kcalとやや処理能力は高めです。とはいえ、能力が最も高いタイプに比べれば蓄積される量は決して少なくありません。
C:脂肪を燃焼する能力が高い
脂肪を燃焼する能力が高いため、内臓脂肪がつかずにしっかり燃焼できる体質です。ただし、いくら脂肪を燃焼する能力が高いこのタイプでも、動物性の脂の摂りすぎには注意しましょう。



日本人は脂(肉類、バター)を処理する能力がもともと低いそうです。ただし油(魚、植物性油脂)は、健康や美容面で必要な栄養素です。
皮下脂肪に関するチェック
比較的、女性に多いのが皮下脂肪タイプです。
冷え性である
体温が高いときでも、手足が冷えていることが多い
全体的に皮下脂肪がつきやすい
30代を過ぎてから体重が落ちたことがない
あまり汗をかかない
3つ以上当てはまった「熱をつくる能力がかなり低い」タイプAの詳細はこちら。
1~2つ当てはまった「熱をつくる能力がやや低い」タイプBの詳細はこちら。
1つも当てはまらない「熱をつくる能力が高い」タイプCの詳細はこちら。
A:熱をつくる能力がかなり低い
生命を維持するために体は体温を維持します。維持するためには熱をつくる必要がありますよね。熱をつくるにはエネルギーを使います。だから熱をつくる能力が高い人は太りにくいのです。
筋肉は熱をつくる能力があります。だから筋肉が少ないと、体温が上がりません。汗をかくような運動をしてない人はますます体が冷えてしまいます。
また、冷えることで血流が悪くなり、体に栄養素や酸素など届けることが難しくなります。すると体は体温を下げないよう、皮下脂肪を蓄えて冷えを防ごうとしてくるのです。



脂肪という名の服を着て…というタイトルを思い出しました
B: 熱をつくる能力がやや低い
Aタイプよりは熱をつくる能力は高いが、太りやすい可能性としてはそれほど変わらない。皮下脂肪がつきやすく、いったん太ると痩せにくいため油断しないこと。
C: 熱をつくる能力が高い
熱をつくる能力が高いため、エネルギーをバンバン消費する。そのため皮下脂肪がつきにくく、40代、50代になってもほっそり体型を維持できる。
筋肉つきにくい・つきやすい体質チェック
同じように筋トレしているのに、なぜか自分だけ変化が無いと感じたことはありませんか?
若い頃も含めて、筋トレをしてもそれほど筋肉が増えた経験がない
急に動いて肉離れや筋断裂などの筋肉系ケガをしたことがある
短距離走より長距離走のほうが得意だ
速い動作が苦手だ
どちらかというとコツコツと継続するタイプである
3つ以上当てはまった「筋肉がつきにくい」タイプAの詳細はこちら。
1~2つ当てはまった「トレーニング次第」タイプBの詳細はこちら。
1つも当てはまらない「筋肉がつきやすい」タイプCの詳細はこちら。
A:筋トレしても筋肉がつきにくい
速筋にうまく指示を出せないのが、こちらのタイプです。筋肉を太くするのに時間がかかるうえ、プロレスラーのようなマッチョ体型を目指しても体に負担がかかるだけです。その代わり低負荷の長時間トレーニングには向いているので、気長にゆるゆる筋トレを続けましょう。
B:トレーニング次第で筋肉がつく
瞬発力系も持久力系も、どちらもバランス良く出来るのがこちらのタイプ。ランニング系か、それともマッチョ系か方向を決めてトレーニングに励みましょう。
C: 筋トレするほど筋肉がつく
瞬発力を使うスポーツが得意で、準備運動がなくても素早く動ける人がこちらに当たります。太くなりやすい筋肉(速筋)をよく動かせるのがこちらのタイプです。ただし持久力はやや弱い傾向があるそうです。
あくまでも簡単なセルフチェックですが、ある程度の目安にはなったかと思います。実際に調べてみると、単体の遺伝子に属する人もいれば、ミックス型、さらに変異型など複雑な結果が出ることがあります。
郵送でOK!検査をすると詳しい体質が分かります
自分の体質を知ることで、無理に炭水化物を抜く必要が無くなったり、効率の良いダイエット方法で無理なく痩せることに繋がることもあります。
セルフチェックではなく、本格的に調べたい場合は検査サービスを検討してみてはいかがでしょうか。


今回の記事の参考書籍:めんどうな遺伝子検査をしなくても自分の遺伝子がわかる本
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