前回のブログ記事で、甘い物を減らすためには『甘い物による影響を知る』ことが大事だと考えました。
https://mosaku-beauty.com/286.html
そこで甘い物の害について知識を得るため、『脱シュガー宣言! スリムで美しい人は、砂糖を食べない』という本を購入しました。
本の冒頭に「砂糖中毒チェック」があり、ひとつでも当てはまれば砂糖中毒の危険性ありとのこと。一部を抜粋します↓
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- 食後にスイーツが食べたくなる
- 間食に甘いものを食べている
- ケーキなどふわふわな甘いものにひかれる
- 疲れると甘いものが食べたくなる
- イライラすると甘いものが魅力的に感じる
- チョコレートを食べないといられない
- コーヒーや紅茶に砂糖をいれてしまう
- 甘い炭酸飲料水を週2~3回飲んでしまう
- コンビニに行くとスイーツコーナーが気になる
- ホットケーキにはちみつや黒蜜をかける
15問の中から10問を挙げましたが、1つでも該当する方が大半だと思いませんか?皆さんはどうでしょうか?
なぜ甘い物が欲しくなるのか?
そもそも、どうして甘い物を食べたくなってしまうのでしょうか。
その理由についてまとめてみました。
甘い物を食べると脳が快楽を感じるから
人間はエネルギーになるものを『おいいしい』と感じるそうです。
甘い物はエネルギーのかたまりなので、当然「とっても美味しい~!」と感じるわけですね。
甘い物を食べると、舌から神経を通じて脳に伝わり、そこで脳は「これは快楽だ」と感じます。
甘い物を食べると幸せな気分になるのは、これが理由だったんですね(^_^;)
もっともっと欲しくなるから
お腹一杯の時に食事はもう十分と感じても、甘い物なら食べたいと思ったことはありませんか?
また食べ始めてしまうと途中で止めるのは難しく、どうせなら全部食べ切ってしまいたいって思うことありませんか?(私です)
先ほど説明した通り、甘い物を食べると脳がハッピー♡な気分になるため、もっと欲しい~!と思うのは当然ですよね。
なぜ甘い物で太るのか?
甘い物を食べると脳がハッピーな気分になり、もっと食べたい!と思う理由は分かりました。
どれだけ甘い物を食べたところで、何も影響が無ければ問題ありません。ですが、やはり食べ過ぎはデブの元ですよね。
ではどうして甘い物を食べると太るのか?その理由についてまとめました。
甘い物(糖)を食べるとどうなるの?
白砂糖はもちろん、白米、小麦などを食べると、体内で食物繊維とブドウ糖に分解されます。
このブドウ糖自体は悪者ではありません。
体を動かしたり、頭を働かせたり、体温を保ったり、内臓を動かしたりし、生きていく上で必要なものなんです。
ブドウ糖をとると、血糖値が上昇します。ここが問題の鍵となるポイントです。
余った糖はどうなるの?
生命を維持するうえで大事なブドウ糖ですが、一定量を超えると体内に蓄えられてしまいます。
その際に中性脂肪として体内に蓄えられてしまい、それが肥満につながってしまうというわけです。
つまりブドウ糖を余るぐらい摂取しないことが重要なんですよね。
その他にもう一つ、血液中に含まれるブドウ糖が、一気に上昇することも要注意なんです。
一気に血糖値が上がるとどうなるの?
急に血糖値が上がってしまうと、血糖値を正常に戻そうとしてインスリンというホルモンが大量に分泌されます。
すると体が「糖がまだ余っている」と体が勘違いをしてしまうそうです。
本来であればインスリンは、ブドウ糖を筋肉や肝臓にエネルギー源として運んでくれます。
ところが「余った分」だと勘違いをしているため、ブドウ糖を筋肉や肝臓に運ばず、なんと脂肪細胞に送りこんでしまうんです!
急激に血糖値を上げる食べ物とは?
三大糖質はこちらです。
- 白砂糖
- 小麦
- 白米
この中では断トツで、白砂糖が血糖値を急上昇させる食品です。
だから最も注意するべきなのは甘い物というわけなんですね。
なぜ甘い物で老化するのか?
肥満リスクがあることは昔から分かっていたことですが、数年前から甘い物を食べると老化が進むという、甘い物好きの私にとって耳を塞ぎたくなるような指摘もあります。
なぜ老化の原因となるのか?それについてもまとめました。
インスリンを分泌すること=”老化すること”だから
先ほどあげた血糖値を正常に保つための「インスリン」ホルモンですが、インスリンの分泌が少ないほど、長生きする(=老化を抑えられる)ことが分かったそうです。
血糖値を上げなければ、インスリンの出番はありません。
逆に言えば血糖値が上がる機会が多いほど、インスリンを分泌する(=老化を促す)機会も多くなってしまいます。
シワ・たるみ・くすみの原因になるから
体内に糖を摂り過ぎると、体内のタンパク質と反応してAGE(糖化最終生成物)という老化タンパクが生成されます。
糖化が起るとコラーゲンが硬くなり、皮膚の弾力が失われるため、シワやたるみの原因になるというわけです。
タンパク質と糖によって生成されたAGEが留まると、顔のくすみの原因にもなります。
肌だけでなくタンパク質で出来ている髪の毛も、当然ですがツヤやハリがなくなってしまうのです。
健康面でも影響してしまう
外見だけでなく、なんと臓器も糖化反応が起り、認知症、動脈硬化、骨粗しょう症、白内障など、体の内側も老化が進んでしまうそうです。怖っ!
結論:自分のために甘いものをなるべく減らそう!
ここまで甘い物がいかに外見だけでなく、内臓にまで影響するかが分かりました。
でも甘いものって美味しいんですよね・・・
理想は白砂糖、白米、小麦を断つべきなんでしょうが、私は完全に手放す気にはなれないのです。
せめて砂糖中毒状態からは、卒業したいと考えています。
どうやって甘い物と距離を取ることが出来るか、まずは一人戦略会議です。