健康(からだ)

子宮体がんの検査を受けたら想像より痛みが無く拍子抜けした話

この記事では、私が自治体で受けた「子宮頸がん検診」で要精密検査となり、その後の「子宮体がん検査」の体験が書かれています。

私は検査を受ける前に「子宮体がんの検査がどれだけ痛いのか」について検索をしては、気持ちが塞いでいました。

ところが実際受けてみると、想像していた痛みとは全く違ったのです。良い意味で裏切られました。

あくまでも私個人の感想ですが、それほど痛みを感じない可能性があると知っているだけでも、だいぶ気持ちが変わると思います。

後半には自治体で受ける婦人科検診を受診する際のポイントについて、まとめておきました。

まだ自治体の婦人科検診を受けたことの無い方、不安を感じている方など、あなたの参考になれば幸いです(´ー`)

私が子宮頸がん検査で再検査になった時の流れ

最初に私が自治体で受けた集団検診から、再検査までの流れに沿って説明します。

検査結果は封書で届きました


8月末に受けた集団検診の結果は、10月に封書で届きました。

何となく封書が厚かったため、嫌な予感を抱えつつ開いた書面には『要精密検査』の文字が。ああ、やっぱりね・・・。

子宮頸がんの検診を受け際に、医師から「少し出血があるね」と指摘されていました。

私は高齢出産をしていたため、子宮頸がん検診を受ける少し前に、出産後初めての生理が再開したばかりだったのです。

出産から生理開始まで1年以上かかったので、この不正出血は、まだ子宮が安定していないのが原因じゃないかなという考えもありました。

とはいえ、子供はまだ生まれたばかりだし、これから先のことを考えたら、早いうちに精密検査を受けた方がいいのは分かっています。

けれど忙しい毎日をこなすだけで精一杯で、ついつい後回しにしているうちに、あっという間に封書が届いてから、1ヵ月経過してしまったのでした。反省。

再検査の初回は説明だけで終了


産婦人科が地域に1つしかない為、やっと予約した婦人科は予想通りの混雑ぶりでした。

事前に電話予約をしたとはいえ、30分区切りで数名の予約を入れる形のため、徐々に前の方から時間が押してしまうのはいつものことです。

私が受診したのは県立の総合病院で、何人かの医師が担当しています。今回は30代ぐらいの男性医師でした。

先生からは、集団検診で考えられる病名、精密検査が必要なこと、一覧表を見せてもらいながら検査の方法について説明を頂きました。

そして「では受付で検査の予約をして行って下さい」で診察は終了しました。

1時間以上待って、5分位の説明で完了・・・。

検査を受ける心構えで来た私は、思いっきり肩透かしをくらった気分で帰ったのでした。何だかなあという気分です。

子宮頸がん検査で子宮体がんの疑い?


疑われる病気は「子宮体がん」だと言われました。説明を聞いている時は気にしていませんでしたが、後になって気が付いたことがあります。

「あれ?私が受けた集団検診って、子宮頸がん検診だったような・・・?」

というわけで、調べてみたところ・・・

愛知県がんセンター病院HPより
以前から行われている子宮がん検診と言えば子宮頸がんに対する検診で、子宮頸部から細胞を採取して顕微鏡で検査する、子宮頸部細胞診のことです。(頸がんのページを参照)。この検診では、子宮体がんは容易には見つかりません。
(略)
子宮体癌の診断で最も大切なのは「初期症状である不正性器出血、異常なオリモノ(帯下)を放置しないこと」であると考えられます。

集団検診で採取した細胞から何か見つかったのではなく、その時の不正出血(と年齢)から「子宮体がんの疑いあり」と判断されたんでしょうね。

子宮体がん検査の痛みと医療費について

おそらく子宮体がん検査をこれから受ける方が、最も気になるのは痛みとお金ですよね。

子宮体がん検査の痛みが怖すぎてブルーに


もっとも私が恐れていたのが、子宮体がんの検査の「痛み」でした。

先生から説明を受けた際に「子宮内の細胞を切り取る」といった表現を聞いた時は「マジですか?」と思いました。何せ麻酔無しですから、想像しただけで気が遠くなりそうです。

何か質問はありますか?と聞かれた時に「それって痛いですよね」と言いたくなりましたが、尋ねたところで「そうですね、痛いですね」としか先生も答えようがないじゃないですか。

そんな不毛な質問をしてもなあ・・・と思って口にはしませんでした。

後から知恵袋を見て回りましたが、どうやら子宮体がん検査の痛みを恐れている女性は多いようで、どの様な痛み、どの位の痛みですかという質問が多く見られました。

個人のブログでは「切った時の音が聞こえた」という感想もあり、痛みはそれなりに耐えられる私ですらブルーになってしまいましたよ。

子宮体がん検査は意外と痛くなかった!


検査当日、麻酔無しで切断される痛みを想像すると、気持ちがどんどん塞いでしまいました。

いよいよ呼ばれて医師と対面したところ、今回の当番医は私が帝王切開で出産した時の男性医師でした。

人によっては冷たい印象を持つかもしれないクールな印象ですが、仕事が早く、判断も適切なため、私が一番気に入っている先生だったので、ちょっと安心することが出来ました。

なるようにしかならないし、痛みをひたすら我慢するしかない・・・と諦め、例の椅子に乗り、器具やら何やらを入れて調べを済ませ、いよいよ「痛いですが頑張って下さいね」との掛け声が。ああ、いよいよ始まるんですね。

私に出来ることは脱力することしかない・・・と、心は弛緩させるイメージをしつつも、実際は身体がゴチゴチという状態で受けました。

いつもクールな先生にしては珍しく「痛いですよね、痛いですよね、スミマセン」と、優しい言葉をかけて下さいましたが、むしろ「この先生がそんな優しい態度をとるほど痛いのか」と恐怖を煽る結果に・・・(笑)

ググッと圧迫される様な感覚があり、いよいよここからかーっ!?と構えたところ、その後に続く動きはありませんでした。

まさか、これで終わり?なんて事は無いよね・・・。
これからビッグウェーブが来るんでしょ・・・?

と、覚悟していたにも関わらず、なんとそれで終わりでした。あれれ、拍子抜けなんですけど。

次に受けた違う先生でも大丈夫でした


確かに無痛ではありませんが、切り取るという言葉から鋭い痛みを想像していたので、この程度の鈍痛だとは思いませんでした。

例えるなら重度の生理痛ぐらい、と言っても生理痛と違い、痛みを感じる時間はとても短いです。

たまたま先生の腕が良かったせいかと思いましたが、3ヶ月後、2回目の検査を受けた際に別の先生でも同じ程度の鈍痛でした。

それでも次こそ痛いのではないかと疑っています(笑)

子宮体がん検査の痛みより痛かった検査とは


私としては、集団検診で受ける子宮頸がん検査の方が、痛みのレベルとしては高いと思います。ゴリッときますよね、あれ。

もちろん痛みの感じ方に個人差はあるでしょう。ただ、少なくともそれほど痛くは無かったという人間が1人でもいたと知っていれば、ずいぶん違う印象になりませんか?

事前に検索した際には、検査を受けた100%の人が激痛だったという印象で、私は全く希望が持てませんでしたから。

私の感想がこれから検査を受ける、誰かの心を軽く出来たら幸いです。(※あなたがムチャクチャ痛かったらゴメンなさい)

検査後の注意点と今後について


検査後はタンポンを挿入されました、市販されている様なスリムな物ではなく、ピンポン玉のような形状のものです。

夕方に取り出しましたが、球体だけあってスムーズに取れませんでした。これは忘れずに取りましょう。

なお当日は湯船には入らず、シャワーで済ませるようにと注意点がありましたよ。

採取した残りだったのか、翌日にレバーの切れ端みたいな物が出てきました。こういうこともあるので、翌日ぐらいまでは生理用ナプキンを使用した方が良さそうです。

ちなみに2回目の検査の際は出て来ませんでした。

私が支払った医療費について


●初回:支払い額3,010円(初診料は3割/紹介外初診時負担額は10割負担)

<内訳>
初診料2,820円
紹介外初診時負担額2,160円

●1回目検査:支払い額8,390円(3割負担)

<内訳>
外来診療 730円
微線維性コラーゲン 5,120円
コルポスコピー 2,100円
組織診断料 20,000円
(病理診断管理加算2、T-M(組織切片)、子宮内膜組織採取)

●1回目診断結果:支払い額220円

●2回目検査:支払い額4,270円

<内訳>
外来診療料 730円
超音波検査(断層撮影法)5,300円
病理判断料 8,200円
(細胞診、子宮内膜組織採取、子宮膣部組織採取)

●2回目診断結果:支払い額220円

今後の予定は3ヵ月後に検査して、異変が無ければ、次は半年後になりそうです。

自治体の婦人科検診受ける際のポイント

今回は自治体の健康診断で受けた、婦人科検診がきっかけでした。まだ受けたことが無い方、受けてみたいけれど、不安でつい先延ばしにしてしまう方の参考にして下さいね。

集団検診と個人検診ならどっち?


私の住んでいる地域では、年度末となる3月末を締め切りに、健康診断の申込みを受け付けています。

40歳を過ぎている私が受けられるのは、基本の健康診断の他に以下があります。

  • 肺がん検診
  • 大腸がん検診
  • 乳がん検診(①マンモグラフィ、②超音波検査)
  • 子宮頸がん検診
  • 胃がん検診

これらを受ける場合、私が住む地域での個人負担は、1,000円~2,000円程度です。

いずれも集団検診で受けるか、個人で受けるかを選択出来ます。個人で受診する場合は上限価格まで補助が受けられますが、残りの自己負担額は各施設によって異なるようです。

初心者は個人受診がオススメ!


集団検診のメリットは価格が抑えられることですが、特に婦人科系の「乳がん検診」「子宮頸がん検診」に関しては、デリケートな方や、雑に扱われることが苦手な方は、肉体的にもメンタル的にもダメージを受ける可能性がありますので、集団検診より個別の病院で検査を受けることをお勧めします。

集団検診は限られた時間内に、相当な人数を対応しないとならないため、まさに「こなす」扱いを受けます。

婦人科の検診を受けたことが無い方はもちろん、通常の婦人科の診療ですら苦手な方は、多少の出費は必要経費だと割り切って、個別の病院で受けられることを強く勧めます。

地方は婦人科検診も検診車で行います


この「乳がん検診」「子宮頸がん検診」の集団検診ですが、私は検診車でしか受けたことがありません。

逆に地域によっては検診車ではなく、施設で受けるのが普通だと思っている方もいらっしゃるようです。

もしそれが当たり前だと思って出かけた場合、検診車だとショックを受けるかもしれません。

私がこれまで利用してきた検診車は、見た目からしても、古くささを感じる造りでした。

内装が工場やメカ、ロボという言葉を連想させる雰囲気で、色も全体的にくすんだグリーンで、イメージに最も近いのは、機動戦士ガンダムの「ザク」がピッタリです。

どうですか?殺伐とした雰囲気が伝わりますか?(笑)

ちなみにこれまで検診して下さった医師は、おじいちゃん先生ばかりでした。

さらに言うと、通常の病院の婦人科用の椅子(台?)に比べて、色も素材も古臭く、ただでさえ乗りたくない椅子なのに、ますます気が進まない効果がありました。

そうは言っても、次がつかえているので、気持ちの準備をする余裕も無いまま、乗らなくちゃいけないのもメンタルが疲れる理由かもしれません。

婦人科検診を受ける際の服装について


検診車で受ける場合「乳がん検診」「子宮頸がん検診」は、それぞれ別の車になります。

それぞれ上半身、下半身の検査になりますから、着脱が簡単なものがオススメです。

病院で検診を受ける場合は、着替える場所はカーテンで仕切られるなど、自分だけのスペースとなります。

集団検診は銭湯やプールと同様に共同の脱衣場所となります、ましてや検診車ですからとても狭いです。

特に「子宮頸がん検診」の検診車は、着替えて待機するスペースが非常に狭くて驚くかもしれませんよ。

初心者はTシャツ&ゴムスカートが楽です


上半身であればボタンのあるものより、Tシャツなどサッと着替えられるものがオススメです。

下はバスタオルを持参されるように言われるかもしれませんが、ギャザーやフレアスカートなどのゆったりしたスカートなら、それで十分だと思います。

集団検診の場合はスカートを着て行った方が、下着だけ脱いだ状態で順番を待つことが出来るので便利です。診察する椅子に座る際に、しっかりまくりあげるのがちょっと手間ですけどね。

病院で検診を受ける場合は、着替える場所にいるのは自分だけですから、パンツやジーンズでもサッと脱ぐことが出来ます。椅子に座る時に手間がかからないので、かえってパンツの方が楽だと思います。

最後に

いろいろ書きましたが、自分の健康のため、家族のためにも、検診は受けておきたいですね。

肉体的にもメンタル的にも、多少の我慢は必要ですが、お互い頑張りましょう(‘ω’)